41.地球規模のオープン社会現象
新規投稿者 阿座上洋吉  投稿日 2/12(水) 23:56:44  返信も含め全削除
1.地球規模のオープン社会の到来
 地球規模でオープン社会に進展した結果、様々な現象が起きてきている。自分たち部族の生命危機回避のため活動範囲が限定され、地域に限定された活動をせざるを得なかったであろう。人類の歴史は自分たちの活動範囲拡大の歴史でもあった。その活動範囲の拡大のためには情報が必要であり、そのため情報の収集と発信の拡大の歴史でもあった。今日では新聞雑誌、ラジオ、テレビ等情報の受発信の機器の発展は凄まじいものがあり、今なお進化を続けており止まるところを知らない。人類はそれほどまでに情報の欲求が強いのである。また冒険野郎が未知の世界の情報収集への挑戦や、未知への解明として科学を発展させたことも情報受発信の行動である。かくして今日の情報化社会を出現させ更なる進化をしている。
2.情報化社会の出現の新局面
 情報化社会の出現は、情報を求める人類の特性に合い情報機器も含め大きな発展を遂げているが、これによって人類は幸せの部分と不幸の部分双方の影響を受けている。幸せの部分は、良質な情報が入手できる社会の出現であり、悪意の情報がチェックできるようになり、また情報の劣化によるドラブルが減少してきている。過去の情報不足や情報劣化による国際間の誤解を防ぐこともできるようになった。しかし、情報がリアルタイムに伝達されるため、人類の能力の限界を超えたスピードで情報が伝わることや、映像情報によるリアルな伝わり方は、人類が通常理解できるスピードの限界を超えているのではなかろうか。過去には考えられない状況が現実化している。例えば異文化の国へ出向きその場へ行かなければ分からない生活文化が、現代社会は映像情報によって毎日接することができるようになった。そのため人類は、世界中の生活文化の影響を受けるようになった。日本には10年一昔という言葉があったが、現代社会はこの10年分の変化を数カ月で変化している。この変化のスピードは人類が付いていけない速さで、情報化社会の恐ろしい面である。子供や若者は、現代社会の新しい現象を当然のように受け止めるであろうし、過去の経験者は現代の社会現象の速さで何が起きているかが鮮明に見えない状態になる。この点が世代格差となって現れるのである。しかし、過去の経験者は若者を新人類として違う人種として感じてしまい、自分の遅れを感じないのである。

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