新規投稿者 阿座上洋吉
投稿日 10/13(水) 12:29:54
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1.原価発生メカニズム
原価の発生メカニズムを検討する場合の注意点は、いずれも時間で発生する原価に関連している点である。そのため工法が同一であっても仮設材や重機械等のレンタル系のコストは、工期に大きく左右されることを注意する必要がある。
2.技術者別施工実績(計画)の比較計算
(1)A技術者の施工実績(計画)
@労務費の計算=1人8時間×20日×6ヵ月=960時間×\1,250=\1,200,000(労務費計)
A仮設費の計算=1月30日×6ヵ月×\5,000=\900,000(仮設費計)・・\2,100,000(原価合計)
(2)B技術者の施工実績(計画)
@労務費の計算=2人8時間×20日×3ヵ月=960時間×\1,250=\1,200,000(労務費計)
A仮設費の計算=1月30日×3ヵ月×\5,000=\450,000 (仮設費計)・・\1,650,000(原価合計)
(3)C技術者の施工実績(計画)
@労務費の計算=3人8時間×20日×2ヵ月=960時間×\1,250=\1,200,000(労務費計)
A仮設費の計算=1月30日×2ヵ月×\5,000=\300,000(仮設費計)・・\1,500,000(原価合計)
(4)D技術者の施工実績(計画)
@労務費の計算=4人8時間×20日×2ヵ月=960時間×\1,250=\1,600,000(労務費計)
A仮設費の計算=1月30日×2ヵ月×\5,000=\300,000(仮設費計)・・\1,900,000(原価合計)
<注>技術者別に原価合計を比較検討すると、コスト高の順位が変わることに注意すること。D技術者の2ヵ月施工については、前回までの例題設定を参考にすること。
<次回は工法を変更した場合の検討>
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