新規投稿者 阿座上洋吉
投稿日 1/11(水) 10:36:14
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1.車両費計算表の作成
現場共通費の中から車両運搬具に関するすべての費用を抽出し、その車両費を第一次把握として、車種別に特定できる車両個別費と、各車種に共通して発生する費用である車両共通費に区分する重要である。これを第二次把握として車両共通費を車種別に配分する表の作成が必要となる。
(1)車両個別費の第一次把握
車種別に特定して発生する費用を第一次把握として集計するもので、例えばA車両、B車両、C車両別に減価償却費は車種別に正確な計算が可能である。他に、修繕費や車検料、燃料費、オイル等の消耗品等についても、車種別の費用把握は容易できるものを集計する。
(2)車両共通費の第一次把握
車両個別費に対して車種別に共通して発生する費用がある。この車両共通費は、車両に関して発生した費用であることは間違いないが、車種別把握が容易に認識できない費用がある。例えば車両運搬具の車庫の減価償却費や水道光熱費、車両全般に関する管理費等、発生した費用が車種別に判然と認識できない費用をいう。
2.車両共通費の第二次配分計算
車両共通費は第二次把握で車種別に負担額を配分計算する必要がある。車種別配分計算は一定の基準にしたがって計算する。例えば、車庫の減価償却費は、各車種の大小による利用面積によって配分する方法があるし、水道料であれば、利用回数による方法もあれば、メータを設置すれば水道料の精度の高い計算も可能になる。
3.車両費計算表によって精度を上げる
車両費計算表に車種別費用の集計が完了すれば、車種別の運転時間や運搬距離等の基準に従って配賦率を計算することが可能になり、車種別に精度の高い現場負担額の計算が可能になる。
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