新規投稿者 阿座上洋吉
投稿日 08/1/16(水) 20:35:50
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<アンケートの意見に>
現場技術者に対する研修会で、「新しい工事管理の思想と手法」に参加した技術者のアンケートに「社内システムとの相違があるから、新しいシステムを採用することは難しい」という意見があった。この意見は、研修で取り上げたシステムと自社企業のシステムが合わない。という意見でもある。同じシステムであれば改善にならないし、システムが違うからこそ検討すべきではないだろうか。
1.近年の社会変化の激しさの認識
経済社会は大きな変革期に入り、企業側もその社会変化に合わせた変革を迫られている。これは当然のことであって、社会が変化の変化によって、企業の経営環境も大きく変わってしまうからである。何もしなければ企業は荒波に揺さぶられてしまう。近年の社会変化の特色は、変化の波の高さが異常に高く、企業経営に対して強烈な影響を与えるからである。また、変化のスピードも速く、気を抜いてはいけないのである。昔であれば10年一昔という言葉があって、10年たたなければ変化を認識できなかった時代があった。近年、この10年一昔という言葉が使われなくなったのは、今日の変化は数ヵ月で昔の10年分の変化が起きる時代になったからである。
2.自社システムに合わないという意見
今日の変化の激しい時代に、「社内システムとの相違があるから、提案したシステムを採用することは難しい」という意見は非常気危険である。良く解釈すれば、現在、社内で採用システムが最高のものであるから他に必要ない。ということにもなるが、そのような企業は今日ではあり得ないであろう。この意見の問題点は、社内システムを変える意思に問題があり、少しでも改善する余地があれば、変革への挑戦をしなければならない時代である。革新の時代は、継続的に革新続けることが重要で止めてはいけないのである。
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