新規投稿者 阿座上洋吉
投稿日 6/15(日) 09:26:48
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<管理者の心得>
管理者は常に理性を失ってはいけない。管理者は精神的遺伝子の研究が必要になってきた。
1.人間の理性と本能的行動の整理
人間は、突然異常な行動に出る場合があるが、その殆んどの行為にはそれなりの要因があり、その要因によって引き起こされている。しかもその要因は当人の近い周囲の人間関係の影響によって引き起こされている場合が多く、その行動は二つに分かれ作用する。一つは本能的行動であり食欲、性欲等の欲求が高まれば行動し、他は理性的な行動である。本能的行動は動物的行動ともいい自己中心の場合が多く、欲求が極度に高まれば理性を超えて本能的行動が優先する。理性が本能的行動を抑制するだけのパワーがあれば理性的行動をする。人間は常に理性と本能の葛藤の中にいる。もし人間が完璧な理性だけの行動であればそれは神であり人間とはいえないであろう。人間も自然界の動物であるからベースは本能的行動をするように作られている。生命の危険な状態を回避する行為は、自分の生命のDNAを中断させられる危機からの回避行動であり、最も本能的行動が現れる現象である。理性だけでは身を守れない場合すらある。
2.地球規模で社会的規範の変化
人間の一般的な行動の中で、動物的本能の行動にでると異常な行動と判定される場合が多い。他の動物であれば常に正直な本能的行動となるが、人間社会では正直な行動が逆に判定される場合が多い。異性に対する恋心の表明である付け文等の行為も正直な自然の行為であり、ストーカーの中にも恋焦がれた行為は正直な本能的な行動の場合もあるはずである。昔はこれを押しの一手と言って男性行動パターンの一つであった。これが現代社会では通用しなくなってきた。決して本能的行動を奨励しているわけではないが。正直な本能的行動が益々制限される方向に動き出してきた。何故であろうか。近年、社会的規範に変化が起きてきたのである。人類の生活習慣文化が地球規模で変化し規範が変わったことを示している。
3.地球規模の生活文化の混在化で新しい規範
人間の活動の中で近年ほど活動範囲を広げた時代はない。もともと人類の活動範囲は狭く地域密着型の生活をしていた。しかし今日の活動範囲は地球規模に拡大してしまった。本来、地域に限定して根付いた生活文化が地球規模で拡散し混在化したため、地域の居心地よい生活文化が破壊されてきた。一方で活動範囲の拡大の現象は世界の生活文化が益々混在化することであり、エリアレス化した地球の現象であり避けることができないのである。この地球規模の混在化した生活文化の影響によって、社会的規範が地球規模で大きく変わってきたのである。動物本能からくる本能的行動は世界共通で変わらないが、人間の頭脳によって作り上げた精神文化は、国や地域、民族等によって大きく相違していた。しかし近年の地球規模の生活文化やビジネス文化の混在の中で、新しい地球規模の規範の変更現象が起きている。日本の若者論で言われる世代格差もこの地球規模の規範に関係をもっており、この点で管理職の重要な研究課題となってきたのである。
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