新規投稿者 阿座上洋吉
投稿日 1/9(日) 14:57:28
返信も含め全削除
1.グローバル社会の構造変化の特色
日本経済の構造変化というより社会構造の大きな変化である。この構造変化は市場経済にも大きな影響を与えている。日本社会の構造変化の要因は日本自身にあるというより、世界の変化による影響であり地球規模の視点で見なければならない。これがグローバル化社会と言われる時代の特色である。近年の地域社会の構造変化を見てもその現象は、その地域だけの問題ではなく広範囲の周辺が一体化した中で起きているし、そのきっかけは地球規模の要因に起因している。このような変化の特色は閉鎖社会であった時代には起きなかった現象であり、過去には想像できなかった大規模な変化である。このグローバル化社会の特色は、変化の速さであり過去の社会変化のスピードと比較にならない速さである。
2.社会構造の変化の中で起きている人種問題
日本は先進国と言われて久しいが、先進国の中で日本社会は大きな特色をもっている。第一に日本領土が海で正確に孤立していること、第二に単一化した民族が濃厚である点である。この二つの特色は、地球規模のグローバル化社会の中では大きな特色となって現われている。近年の日本人を分類してみると二つの人種に分けることが出来る。一つグローバル化社会を正確に認識し何の違和感もなく、通常の意識で地球規模のビジネス行動をとるグローバル化している人種である。他のひとつは閉鎖社会の日本エリアが孤立していた時代の価値観が根強く、過去の価値観だけで行動する人たちである。このような人種が出来上がる風土は、島国である日本の地理的条件と単一化が進んだ日本民族であるから当然の現象である。近年の日本経済は、前者のグローバル化社会に馴染んだ人たちが成果を上げており、その他の人種族が日本経済の足を引っ張る状態になっている。この人たちは景気が悪いのは政治や経済が悪いのであって自分は悪くないと主張する。自分を変える時期が到来していることを認識しなければならない。
3.社会構造の変化の中で人が足りない
たしかに政治が悪い面もあるし、経済の変化である景気変動の影響があることも当然であるが、その社会を構成している人間も深く関係している。地球規模で社会構造が変化したのであるから、我々の方も変化しなければならない。地球規模の影響を受けて日本社会が大きく変化したのであるから、世界経済の変化に対して日本経済の役割も変化してきたのである。この時代には勤労者も労働価値観を変えなければならないし、当然、雇用形態も大きく変化する。またグローバル化社会は地域経済までも変化したのであるから、過去の延長線上の考え方では地域社会が崩壊する。今こそ新時代に必要な価値観に変えなければならないし、労働意識までも変えざるを得ない時代が到来したのである。失業者が増える中で人材不足が叫ばれるのはそのためである。
|