<127>生命体(企業)の再構築・今が旬
新規投稿者 阿座上洋吉  投稿日 7/31(日) 23:17:53  返信も含め全削除

1.何故、生命体(企業)の再構築が必要か
 生命体(企業)の再構築を迫られているのは日本ばかりではない。地球上すべての国が大きな課題を抱えており、あらゆる面で再構築を迫られている。しかも早期に再構築をしなければならないことばかりで、各国とも変革の対応に悩まされている。今日、地球上が何故これ程までに再構築が迫られているのであろうか。それは地球規模で変革のスピードが速いためである。グローバル化した環境は、他国の影響を大きく受ける時代であり、自国だけの問題として解決できるものではなくなってきた。グローバル化の環境は、政治、経済、金、人、文化のすべてが、地球規模で大量に交流する近年の情況は、戦争によって交流が途絶えることよりは、人類にとって幸せなことであろうが、近年のグローバル化した交流現象は、人類の知恵を超えた様々な現象が起きており、人類がコントロールやマネジメントすることが不可能な状態まで来ている。このグローバル化現象は益々凄まじさを増し拡大する一方である。恐ろしいことはあらゆる文化に異変が起き始めている。

2.明快な価値観による主張
 地球規模のビジネス文化が大きく変わり、教育文化までも大きく変えざるを得ない状況になってきた。日本独特の集団主義のルールを基本として生活文化や教育文化も、個人主義を中心とした自己主張できる人材が要求される時代となり、世界のビジネス界で通用する人材は、過去の人材とは相違する人材が要請されてきた。個人が確りとした自分の価値観を持ち、明快に自己主張をすることができる人材が必要になってきた。これからは仲間や企業の中で堂々と理屈(明快な理論的根拠)で説得できないようでは通用しない時代になってきた。

3.改革をするのは気がついた時が旬
 長い間続いた集団主義の人事管理組織を、明快な自己主張を可能にする人材と、個人主義がベースにした新しい人事組織やシステムに切り替えることが必要に迫られており、人事組織やシステム自体が改革を誘発し誘導するものであることが必要である。したがって、改革は簡素で効率の良いものでなければならない。簡素で効率の良い経営体にすることが重要で、簡素で効率良い仕事内容、管理や成果についても明快なシステムであることが重要である。それは改革に携わる関係者すべてが納得できるもので、使いやすいシステムであることが最も重要である。改革を進めるに当っては何時でも「今が旬」と考えるべきで、停滞した生命体の再生化をするのであるから、気がついた時が最もふさわしい時期であると考え実行すべきである。

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