新規投稿者 阿座上洋吉
投稿日 08/3/23(日) 21:33:14
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1.グローバル化による融合文化
現代社会は、過去のモノサシが益々通用しなくなってきた。過去のように前例にしたがって処理することが、通用しなくなった時代である。毎日新しい社会現象が発生する時代であり、その社会現象は新しい現象のため、当然、前例にないものばかりである。長い間「歴史は繰り返す」ということが通用していたが、現代の社会現象は、過去の出来事の繰り返し現象ではない。過去の社会現象とは大きく相違するものばかりである。つまり現代社会の現象は、グローバル化による影響であって、地球規模の一体化現象が根源となっている。人、物、金が地球規模で動く有様は、国の概念が消えうせてきた。短期間であれば入出国はビザも要求しない国が増えており、自由に世界中を飛び回ることができる時代である。もはや国や民俗、人種といった区別すら邪魔になっており、このような時代になると地域文化までも、世界の影響を受ける時代になった。地球人としての融合文化の概念が必要になってきた。
2.急速に進む生活文化の融合化
現代社会における人類の知恵は、融合化の知恵がキーワードになってきた。新製品は地球規模で売ることを前提に生産されるようになってきたため、商品計画の段階から地球規模の文化を意識しなければならない。食品にしても地球規模で同じものが売られる時代になった。これにはインスタント食品の影響もあるが、それだけではなく、日本の醤油が世界中で売れる時代である。したがって現代社会で要求される人材は、地球規模の視野を持ち世界に通用する人材でなければならない。日本だけしか通用しない考え方や行動では、これからのビジネス界では通用しない。つまり日本国内ですら通用しない状況になってきたのである。現代の若者の考え方や行動を深く観察すれば分かることであるが、現代若者の特色は、地球規模で共通点や類似点が多く、それらが更に急速に世界に広がりを見せている。特に若者の衣食住が類似化の方向に動き出してきたのである。
3.新しい人材の発生する環境
日本でも若者を中心に世界人といわれる人材が多く生まれ出した。思想や感覚等のモノサシが世界共通のものを持っており、違和感がなく世界中に住み着くことができる若者である。特にスポーツ選手は、求められれば世界中のどこでも飛んで行くし、自分自らも世界中に売り込みに歩くことは一般的なことがらとなった。過去の日本にも多少はいたが、今日の若者の行動は、地球規模の行動が日常的な行動となっている。これらの若者人材が日本の将来を担う人材であり、年配者には現代の若者は馴染みが悪く不満も多いが、世界に通用する優秀な若者が出てきたことを喜ぶべきである。
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