新規投稿者 三木 伸哉
投稿日 04/5/10(月) 13:06:26
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カラオケ事情
カラオケはもう世界中にあるのであろう。先日訪れたクアラルンプールにもシンガポールにも、店の前に怪しげな女性が屯していた。昼はカラオケ、夜は別の商売というところが多いようである。
中国のカラオケは雲南の奥地にもあったが、とりわけ日本人の多く住んでいる大都市には日本の歌が500曲以上揃えている店もある。東海林 太郎から最近の新人の唄もあるとはいえ、殆どが40代、50代の日本人が好きそうな歌ばかりである。
大連市には日本企業が4,5人の小規模の会社も含めて1900社もあるので、日本人向けのカラオケはおよそ100店位あったであろうか。
我々のような安い給料の日本語教師には、いつも行けるような身分ではないが、日本から中国の会社に出向してくる日本人には,日本で支給される給料以上の給料をもらうようで、それはそれは羽振りがいい暮し向きである。大都会になると生活費もバカにならないが、米5キロ購入しても、コシヒカリの味と何ら遜色ない現地の米が25元(370円位)で買えるのである。
そのような土地柄であるから、衣食住の金はそれほどかからない。残った金でカラオケなどを楽しむのであろう。「カーさん、もう少ししたら日本へ帰るからな」と単身赴任のトーさんは、中国美人の肩に手をまわし、デュエットを楽しんでいるのである。
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