反日感情を辿ると 1 (2003,5)
新規投稿者 三木 伸哉  投稿日 04/12/29(水) 06:31:57  返信も含め全削除
最近の両国の事件から
最近の中国、日本での両国に関わる事件には次のようなものがある。
福岡の一家4人殺しの犯人が、日本への中国人留学生であった。現在日中の警察で取調べ中。チチハル(中国黒龍江省)の旧日本軍が遺棄した毒ガス弾で多数の死傷者がでたこと。
珠海での集団買春事件、集団という表記になっているが、何人かが買春行為の事実はあったであろうと、日本のマスコミも報じている。そして西安での留学生による破廉恥事件。
教科書問題はもう旧聞に属するし、小泉首相の靖国神社参拝、瀋陽での北朝鮮脱国者のあの生々しい映像ももう古い。
これらの一連の事件の背後にあるのは、やはり反日感情がまだ根深いということである。例えば買春行為が組織的に、集団で行われたという報道そのものが、事実をよく把握し冷静に報道するという姿勢ではなく、集団という言葉が先行して、日本の国、日本人そのものの印象を悪くするような、報道であった。
それならばと中国側はいう。先の瀋陽での北朝鮮からの脱国者の報道の様子、あの日本のテレビ放映は一体ナンだ。瀋陽の日本領事館に助けを求めて浸入した北朝鮮の一家を、中国の警官が取り押させるあの場面を、あれほどまで何十回も執拗に放映するのは一体どうしてか、中国のイメージを意図的に悪くしているのではないかと。
両国のマスコミ関係者の言い分はもっともだと言う気がする。このような報道のセンセーショナリズムが、両国の国民感情を悪くしているのならば、溝は埋まらない。
反日感情の移り変わり、中国での体験をとおして記述してみたい。

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