新規投稿者 三木 伸哉
投稿日 05/4/8(金) 07:15:48
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ロシヤ民謡、日本の歌の合唱
食事のあと、先生の準備された日本とロシア民謡の名曲を30曲ほど合唱した。次々にテレビの画面に映し出される映像と歌詞を見ながら、日本の曲は「北国の春」「さくら」「百万本のバラ」「昴」など20曲ほどを日本語で。
なんと言っても中国人に人気のあったのは、「北国の春」であり「いい日旅発ち」であり、テレサテンの歌であった。
そして昔懐かしいロシア民謡「モスクワ郊外の夕べ」「トロイカ」「ドナウ川のさざ波」「黒い瞳」等は中国語で合唱した。
私もどうにか字幕に出る中国語の半分くらいは読めるようになったので、二人で朗々と歌いながら、40年も前のロシア民謡を歌いながら、学生時代を回想していた。
あれからもうずいぶん年月が経った。あの青二才の頃と現在と、心のもちようはどうなのであろうか。肉体は日毎に衰えていくのは仕方がないとしても、こうして目の前におられる万年青年の劉先生のように、若々しいくありたいものだと思う。中国の食品を食せば、70過ぎてもこんなにテカテカと色艶がいいのであろうか。
食事が終わり、ロシア民謡、日本の歌も終わった頃、先生から次のような話題が出された。
「三木先生、私と組んで貿易をやりませんか。いやーたいして金はいらないのですよ。」きたきた、本題に入ってきた。山ほどのご馳走、心ゆくまでロシア民謡、日本の歌を歌い、ムードを十分盛り上げて本題に入ってきたのである。貿易?この俺が?なんということを言ってくれるのだろう。
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