新規投稿者 三木 伸哉
投稿日 06/2/25(土) 11:07:45
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中国の大学での外国語教育
現在中国国内にはおよそ1700の大学と学院があるといわれている。日本国土の26倍の面積があり、10倍の人口を擁するこの巨大な国の統計的な数字は正確でないことが多い。上記の1700という数字も今から5年前、それからどのくらいの数になったのか、中国在住の日本語教師に問い合わせても、不明である。
その大学はほとんど外国語学科を設置しているが、かつて隆盛を誇った「日本語学科」は、バブルの崩壊、日本経済の落ち目の影響で、もう昔日の面影はなく、しだいに日本語学科も数が少なくなってきた。
中国への日本語指導の教師を派遣するのは、5つほどあると言われている。
私たちの派遣は一番主流を占めていた日中技能者交流センター、曽野 綾子氏が代表を務め、かつての総評の議長の槇枝 元文氏が理事長として長い間勤務されている。その交流センターからの派遣が、センター派遣といい、日本語教師の主流を占めている。
その他、海外青年協力隊、各都道府県からの現職教員から選抜された人、宗教団体、個人契約(現在これが一番多いと思われる)など、派遣の内実は多様である。かつてはロシア語、フランス語も学部が設置されていたが、ロシア語はソ連の崩壊に伴って激減したし、フランス語科も設置されているのは、外国語専門大学に絞られてきたようである。
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