男4人のタイ訪問記 1の2
新規投稿者 三木 伸哉  投稿日 06/12/24(日) 06:39:42  返信も含め全削除
インドシナ半島のタイだけが、どうして?
ベトナム、カンボジアは昨年訪れた。マレーシア、シンガポールは3年前に訪問した。ラオス、タイを含めたインドシナ半島の中では、このタイだけが植民地にならなかった国である。どうしてこのタイだけが列強の餌食にならなかったのか、ベトナム、カンボジアの抑圧された歴史の足跡を見てきただけに、なぜこのタイが植民地にならなかったのかも、この眼でしっかりと確かめたかった。
長い年月、アジアの諸国がヨーロッパの列強に苦しめられた時代は去り、いまようやく曙光がさし始めた。ベトナム戦争も終わって31年目、19世紀から20世紀の後半まで、列強に痛みつけられたインドシナ半島の、その残滓が消えようとしている。

 ホテルへの到着が早朝2時、シャワーを浴びて、うとうとしたらもう7時、起床してすぐ洗面、こぎれいに身支度して食堂へ。今回の旅行団のメンバーは、北海道は札幌、北見、帯広と、そして仙台からもはせ参じている総勢39名である。その39名が、2台のバスに分乗してタイの国内を駆けめぐった。
圧倒的にシニアが多いけれど、かわいい高校生の女の子を連れた中年の夫婦、一人で参加のオジイサン、一番賑やかなのは8人組の快活そのものオバタリアンにどういう訳か男性が一人の一行。
「大勢の女性に囲まれて幸せですね」とひやかすと、ニコニコと、「いや用心棒ですよ、荷物の番兵も兼ねています」と浅黒い風貌の男性が応えてくれた。
 バイキング朝食は、タイの豊富な果物だけでも値がある。スイカ、ドーリアン、マンゴー、モンキーバナナ等々、そして香辛料のきつい味付けの料理が並んでいた。もちろん日本人向けの粥、米飯、チャーハン、味噌汁なども。

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