新規投稿者 三木 伸哉
投稿日 07/1/6(土) 07:27:39
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世界遺産のアユタヤの寺院群
39名の日本人観光客は2台のバスに分乗したので、ゆったりと座ることが出来た。我々のガイドは40歳くらいであろうか、実直な人柄、質問にも丁寧に応えてくれる。日本へ旅行したときの話もしてくれた。日本人はいい人ばかりが多かったが、ホテル代金と、食べ物が高すぎて予算が無くなり、予定より早く帰ってきてしまったことなど、残念そうな口ぶりであった。
アユタヤー県はタイ王国の一つの古都で417年間、33人の王様が治めたという。ガイドが戦争でこのアユタヤが破壊されたという話をするので、カンボジアやベトナムとの戦争もあったかと思ったが、ビルマ(現在のミヤンマー)との長い戦争の果て、アユタヤはビルマに2回の敗戦、一時的にビルマに支配されたこともあり、もうかつての栄耀栄華を誇るような姿には戻らなかったという。
とくに1767年の戦いで壊滅的な被害を受け、廃墟となった姿が往時をしのぶ姿を残していた。
アユタヤの夜の観光で、寺院群の壮麗なライトアップを眺めることが出来、写真に納めることもできた。あのような景観はまず日本では拝見できない。金閣寺の夜景も見事であるが、アユタヤの寺院の夜景は、規模においても、金色にかがやくその壮麗さにおいても、金閣寺の比ではない。見事であった。
なにしろ世界遺産である。ビルマに徹底的に破壊されたと言っても、復元された寺院、大仏寺、3人の王が眠る重要寺院などは、みごとな夜景のなかに収まっていた。
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