男4人のタイ訪問記 6の1
新規投稿者 三木 伸哉  投稿日 07/3/2(金) 06:46:50  返信も含め全削除

王様のはなしとアンチ共産主義
日本の明治維新と同じ年に即位したラーマ五世から現在のラーマ九世ブミボン王は広く国民から敬愛されている王様である。バスガイドの言葉のはしはしに、王様一家を敬愛する言動、王制は揺るぎないモノであることを、熱っぽく話していた。そのガイドの言葉は心底から王様を敬愛している様子がうかがわれた。

現在の王様は1782年に、旧アユタヤ貴族の中心であったラーマ一世から始まった。18世紀から19世紀前半のタイ王朝を支えてきたのは、清朝との朝貢貿易だと言われている。当時中国の広東省から、かなりの中国人がやってきて住み着いたという。
20世紀になって、蒋介石による上海クーデター(上海の共産党員と労働者を弾圧した事件)によって、共産党員が数多くタイへやってきた。
その当時から共産党はタイ政府の弾圧を受けていたが、太平洋戦争勃発後、日本軍がタイへ進駐してから、彼らはタイ共産党として生き残りを図った。
しかしタイ国民は、共産党に対しての嫌悪感が強く、王様を敬愛している国民性なので、1949年の新中国建設以来、ますます共産主義に警戒感を強めていったようである。
 その当時からアメリカのドミノ理論(東欧、東南アジア諸国がバタバタと共産主義の国になる)が信じられて、もっとも被害を受けたのはベトナムであった

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