新規投稿者 三木 伸哉
投稿日 07/10/2(火) 09:16:14
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満州今昔物語 10
731部隊の研究内容と事後処理
研究内容はウイルス、凍傷、ペスト、赤痢、コレラ、発疹チブスなどの病理研究であった。マルタと呼ばれる人たちは、常時2500人から3000人用意されていて、4重にはりめぐらされた、高圧電流の流れるなか、絶対逃亡はできないように、非常に厳重な管理の下に収容されていた。
終戦時にこのマルタは、全員虐殺されて、731部隊の実態が外に漏れることがないように、周到な準備、隊員への教育、事後処理が行われた。
提供されたマルタは中国人(毛沢東の八路軍も)ロシアの囚人、蒙古人、朝鮮人、などが対象になっていた。
731部隊の航空写真をみるかぎり、とてつもなく大きな建物であったと思われる。マルタの実験の過程は次のように行われたという。
マルタA(非常に健康体の者)細菌実験、伝染病、などに供された。
マルタB(上記の実験により体力を消耗した者)は、凍傷実験に回された・どれほどの水をかければ凍傷になり、感覚が消えて、体の部位が消えるか)
マルタC(凍傷で耳や鼻のかけたダルマ状態の体は毒ガス、火炎放射器の実験に供された。)
血管に空気を注入すればどうなるか、開腹手術をして、胃と腸の部位を逆さま
にすればどうなるか。毒ガス実験では親(30才くらいの母親)子(三才の位)
の親子に毒ガスを注入して、母は何分、子供は何分で絶命するか、時間を調べた。
平時の日本では考えられないような血も凍る実験が行われた。
その他詳述すれば数限りない悪魔の所業がなされたが、この程度の記述にしてお
く。
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