新規投稿者 三木 伸哉
投稿日 10/9/13(月) 06:12:03
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モンゴルの大草原にて 3
モンゴル平原を馬で1時間、初体験の乗馬
翌朝モンゴルの乗馬体験があった。60才過ぎて馬に乗ることなど、恐ろしいからやめにしようと決めていた。ところが同行の日本の女性は皆「乗ります」「やってみます」と鼻息も荒い。他のロートル組の3人も「折角だから乗る、モンゴルまで来たのだから」ともう馬群が繋がれているところまで歩いていった。
8人のグループでただ一人「馬が恐ろしくて乗らなかった度胸無しの三木」と末代まで言われかねない。しぶしぶ乗ることに決めた。
一度思いこんだら命がけである。女性群はもう颯爽と馬上の人になっている。モンゴル馬は体高が、140pくらいと小柄であるのも、この程度の小柄な馬なら乗りこなせるであろうと、見くびることにした
まず声をかけてみる「よろしくね、日本人のおじさんだよ」と親愛の情を込めて、一声かけて、馬上の人になった。中国での食生活も行き届いていたので、75キロ超す体重、何しろ初体験である。どこをどうしてイイか見当もつかない。
「ハーイハーイ」と声かけながら、手綱をピシャリ。走り出した。走り出したのである。しかし競馬場のローンのような平坦さはない。ダートコースのような砂深い丘陵地帯である。
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