新規投稿者 三木伸哉
投稿日 11/4/8(金) 05:15:21
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「大連囲碁の会」で岡田さんと初対面
2000年の12月の暮、大連日本人の囲碁の会に参加した。会長は私よりも一回り上の年の方で、大連に住んでもう15年になるという。かつては縫製工場を経営していたとのこと。囲碁で頭を鍛えているせいか、八十歳近くになっても、その鋭敏な頭脳は衰えを知らない。
参加者は月に一度、はるばる中心地から50キロ近くも離れた開発区からも、大勢はせ参じる。日本企業の集積地と言えるこの開発区には、日本の有数の大企業の大連工場もあり、その会社を経営する総経理(日本の社長にあたる)の方々の参加も多い。当時日本人の経営する2400社の会社があった。
岡田さんとは対局しなかったが、その後の忘年会で隣り合わせになった。しばらく歓談しているうちに、すっかり意気投合したというか、どうやらウマが合いそうだと言うことがわかった。その話の節々に彼がすばらしい豪邸に住んでいるらしいことが分かった。
そのうちに岡田さんが「三木さんは大晦日の日は、どのように過ごすんですか、どうせ一人なんでしょう」と聞く。
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