新規投稿者 三木伸哉
投稿日 11/6/28(火) 06:38:21
返信も含め全削除
回想中国 25 結婚式に参加して
昨今結婚事情
中国は昔から売婚の慣わしがあった。70年代まではお互いが同意すれば、職場で簡単な結婚式を挙げて、会社が手配してくれたアパートに住むだけという、質素で簡単なものであったようであるが、最近は売婚の習慣が復活してきたようだ。つまり結婚するのに新婦側は多額の金品を受け取るという習慣である。
今まで苦労して育てた娘を、ただで差し上げるわけにはいかない、ということがその制度の復活らしい。多額の金品とはケースバイケースだが、数千元から数万元というところらしい。 だから男達は恋人を捜す前に貯金をはじめる。恋人が出来てからでは遅いという。
若い男性が結婚前に貯金をしても、金額としてはごく僅かなものに過ぎないであろう。しかし中国の男性は、好きになった女性と結婚するために、必死に働き金を貯め込む。健気といえば健気であるが、質素な生活に甘んじながら、倹約の生活を送るその姿はいじらしい。
|