7 台北101を訪問
新規投稿者 三木伸哉  投稿日 11/9/14(水) 08:48:37  返信も含め全削除
男4人の台湾訪問(台湾の今昔) 7 台北101を訪問

台湾一の高い建物であり、建築様式も世界に誇る台北101を訪問した。黄昏迫る台湾の上空に、異様に高い建築物が見えてきた。
そこに上るという。エレベータが素晴らしい高速なので、101Mまではあっという間についた。最も高い会場には、観光客であふれていた。
東京のスカイツリーの高さに、少し足りないくらいの高さであったが、添乗員さんに聞いてみると、往復で1500円くらいであるという。
やはり日本のスカイツリーの搭乗券は世界一。景観が世界一なら、少々の値段の違いにも文句を言う人はいないかもしれないが、高すぎるのではないであろうか。3000円は。
 
ヘッドホーンを渡された。1から50くらいまでの番号のついている展望台のところに行き、日本語の説明を聞いていた。台湾一高いたてものから、東西南北の主要な建築物や、河川の流れ、先住民族の話など聞いているうちに、時間がやってきた。この展望台からの眺めは一服の清涼剤のようであった。眼下に見下ろす台湾の建築物の多さが、かつては原住民しか住んでいなかった化外の地であったとは、想像もできない。

添乗員さんの話にもあったが首都台北の高層建築のほかに、台中でも高雄でも建築物が集中しており、高い金額で購入しても、建築業者とのアフターサービス、メンテナンスまで十分話し合っていない、建築業者は建てただけ、売るだけの仕事であるから、夕暮れの窓はあちこちに明かりが見えない。
 「あの明りの見えない部屋はどうしたのでしょうね、たくさんありますが」
 「高い金を払って入居したのに、金を払えないで、メンテナンスも何もできないで、どこかに消えたのでしょう」との添乗員さんの言葉。そのようなシステム上の問題が大陸と同じ。


返信 1 三木伸哉  投稿日 11/9/14(水) 08:49:39  削除
大陸でも建築中の建物が何年も放置されたまま。空洞化になった大建築物が見られた。
資金繰りを十分考慮もしないで、建築したが途中で放棄する、放棄せざるを得ないという建物は日本ではあまり見られ無い。バスで台中の高速建築を眺めながら移動したが、煌々たる電気の明かりが見られたのは約半分くらいであったろうか。
李登輝総統以来、世の中も民主的になり、富の分配もうまくいくようになったといわれているが、まだまだ隘路は果てしないのかもしれない。 

帰宅後、北海道の建築業界の推進役の人との夜の会があった。その折15分くらいで台湾事情を語り、建築の状況について話をした。日本人はかつての徳川260年の鎖国、国を閉ざして外界からの交流も無しに、ひっそりと島国で暮らしてきた人間がほとんど、日本の事情に明るくても、海外の事情を開拓する、という試練に乏しかった。
そのうちにしたたかな体験を積んできた、中国や韓国の企業は海外に雄飛している。日本を追い越してグローバルな世界で勝負をつけて、発展してきている。
 日本のこれから、日本人のこれからは、思い切った発想の転換が必要になってきた。

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