(台湾の今昔) 9
新規投稿者 三木伸哉  投稿日 11/9/27(火) 06:15:42  返信も含め全削除
男4人の台湾訪問(台湾の今昔) 9
「日本大好き」「台湾大好き」という両国の国民性の類似性は
今回の東日本の大震災では、台湾からはどの国よりも多額な寄付金が集められた。すべて台湾人の好意、善意の表れである。世界中で四海が海に囲まれた国、1000万人以上の国は3つしかない。
台湾は2300万人の人口を持つが、この3つには入らない。国ではなく中国の単なる省に過ぎないからである。このことをすぐ忘れがちになりがちになる。
大陸の中国は14の国境に接し、北はロシア、蒙古、西はキルギス、アフガニスタン、インドの一部にも接している。そして南には1000年もの昔から朝貢国家としてのベトナム、ミヤンマー、ネパールなどの国が接している。

台湾人も日本と同じの四海は海に囲まれている地域ではあるが、日本は外敵の侵入を受けたのは、きわめて少なく、蒙古襲来くらいであろう。
しかし台湾には古くから、パプアポリネシア系の人たちが住み着き、政治の行き届かない「化外の地」として、16世紀ころからオランダの植民地にもなったし、あとで書いていくつもりであるが、琉球人が53人殺されたその報復の「台湾出兵」を行ったのは日本であった。その台湾出兵が日本と中国の反目の先駆けとなったのは事実であろう。


返信 1 三木伸哉  投稿日 11/9/27(火) 06:16:34  削除
短い日程の旅であったので台湾人との交流は少なく、買い物も即決し、購入しなければ、バスにも遅れるのでゆっくり話もできなかった。
ここに日本統治時代の日本語教育で、完全に日本人になったと思っていた一人の女性の手記がある。本の名前は「日本人は素敵だった」(忘れ去られようとしている日本国という名を持っていた台湾人の心象風景)という副題がついている。この人はかつての日本の統治下時代に、日本語教育を受け、女子師範に進んだ才媛であり、台湾時代の日本の統治時代がいかに優れていたか、
蒋介石の軍隊が台湾にやってきた2年間を比較しながら、過去の少女時代を哀惜を込めて書かれている。私は物事の真贋、とくに歴史をどう見るか、右から見るか左から見るか、著者はどういう立場かよく考える、努めて中庸で見たいと思っている。
この種の本はストレートに彼女の心を描いたものではなく、日本人に書かかされたのではないかと考えるほど日本人統治時代を懐かしく回顧している本はなかった。

目次を拾っただけでも、第1章 命の恩人は日本人  2章 日本統治時代
3章 素晴らしかった日本語教育 4章 優しい日本の兵隊さん 
5章 戦後、中国人がやってきた 6章 日本人よ、しっかりしてください
7章 思い出は永遠に  という目次であり、
この第5章の 戦後、中国人がやってきたという、蒋介石の引き連れてきた大陸人による有名な暴行、虐殺事件の「2、28事件」のことを詳細に描いている内容を見て、この方の描き方は本心からだと思った。この内容も含めて日本統治下の台湾人の教育内容にも触れてみたい。

返信する

パスワード

一覧へ戻る】 ※最新の画面を表示するには再読み込みしてください.