新規投稿者 三木伸哉
投稿日 12/4/10(火) 05:58:08
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中国のいま、最新事情 2
幼児がさらわれ、売られて、頻発する幼児誘拐
大連に住んでいたころ、小学校の校門前に年配の方々がたむろしていた。
下校時、一人っ子を迎えにくるおじいさん、おばあさんの群れという光景である。
まず日本ではこのような風景は、お目にかかったことはない。一人っ子にかける祖父母の並々ならぬ愛情の表れだと思っていた。
まさか人さらいの用心棒を兼ねているとは思ってもいなかった。もう10年前から、このような祖父母の校門までのお出迎えは、続いていたが、一人っ子にかける両親とその祖父母の6人の大人が、一人っ子の成長を楽しみにしているのに、さらわれて、売られるということになれば、その悲しみはいかばかりであろう。
わずか数年で1000人以上の幼児の姿が消えた
最近中国の公安による統計が発表された。中国の広東省にある東莞市という人口170万人の小都市であるが、流動人口(農村では食いつなぐことができなく、農民工として戸籍のないまま都市周辺に居住している人たち)をあわせると1000万人近いという。
連れ去られる子供の多くは、2歳から6歳の男の子が90%であるという。男の子の値段は日本円で30万円、女の子は8400円と30倍以上の開きがある。
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